中堅剣士講習会おまけ

前回の日記の写真を見てどこの写真なのかと疑問に思った方のために書いておきます。

実は講習会を終えてから、柳生の里へ足を伸ばしてきました。


柳生新陰流という剣術流派で有名な、柳生十兵衛が過ごした地としても知られています。


宮本武蔵が立ち寄った事でも有名です。


以前はこの地で講習会を行っていました。

もちろん館長も柳生での講習会に参加したそうです。

管理人は館長はどんな場所で稽古されたのか知りたく向かいました。

まずは正木坂道場。

周りには何もありません。

剣道のみに集中するしかない場所でした。

たまたま道場が開いていたので見学させて頂けました。

この道場で我々とは比べられないくらいの厳しい指導を受けられたのかと思うと鳥肌が立ちました。

次に向かったのは芳徳寺。


1638年、柳生宗矩が石舟斎供養のために創建されました。


以後柳生家代々の菩提寺となり、本堂裏には柳生家歴代の墓があります。


続きまして天石立神社です。


こちらのご神体は「前伏磐(天立神社)」「前立磐(天岩立神社)」「後立磐(天岩吸神社)」の3石です。


人工物かと思ってしまう美しさですが、これも自然の岩です。


写真だと小さく見えるかも知れませんが、実は高さが6メートルもあります。


さらに足を進めるとドーム型の巨岩が中央で真っ二つに割れた一刀石が見えてきます。


この巨石の伝説は、柳生新陰流を創始した柳生石舟斎が天狗と試合をし、一刀のもとに切り捨てたところ、石が割れて残っていたという言い伝えがあるそうです。


自然の力と思われますが凄い迫力でした。


奈良に行かれる機会がありましたら、是非行ってみて下さい。

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