館長語録vol.40

気と機と間

前回に引き続き館長語録です。

今回も勉強になります。

ここを意識して稽古を積めば・・・・

 

私の真似をしなさい。

まず、習い事は真似から入ります。模倣から入る。

そして、最終的には創造。創り出す。そうゆう事です。

だからまずは私の姿を真似してください。

 

「在りの姿」「座る姿」「立ち姿」

立会いの間合いからの礼。帯刀。立会いの間合いに入っていく。蹲踞、立ち上がる。

そうゆうところです。

やはり、そうゆうところは審査員の心を打つ。

「お、こいつはやるな。」という風に見られます。

それをいい加減にしていると審査員はそっぽを向いてしまいます。見てくれません。

まずはそこから入ってください。

 

そして、あとは内容です。

内容はそれぞれあります。相手があるのだから。

 

だけど、「気と機と間」という事。

この「気」「機」「間」の三つ。

「気迫」「機会」「間合い」。もう一つ「間」。

 

「間合い」と「間」は違う。

「間合い」は距離。「間」とは時間的な事。

間が悪いな。電車に間に合わない。間延びしている。時間的な事。

 

「間合い」というのは距離。

 

「遠間」「触刃の間」「一足一刀の間」。

 

3つの間というのは、これではない。

 

これプラス、「打ち間」。

これは間合いとは違う。

先ほど言った時間的な間。瞬間的な物。

ここを大事にしてもらいたい。

 

あとは結果。

それは有効打突取れれば、それに越したことはない。

たとえそれが取れなくとも、そこまでに行く過程を大事にしてもらってやれば、必ず審査は合格する。

そうゆうところを頭に入れて、来年頑張りましょう。

 

PS

21日(水)をもって、平成28年の稽古が終わりました。

来年の稽古は1月4日からのスタートです。

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