過去の日記　２０１５

稽古日誌と言っても、今回は昇段審査について書いてみます。

管理人にとって、七段は初挑戦の審査会でした。

審査を受審するにあたり、まず意識したのが、館長から常々話される、「品位風格」「我、上位なり」です。

五段までは今までの経験と貯金で何とか出来てましたが、六段からは高段者として、さらに上の事が求められました。

この言葉は頭では理解することは出来ますが、実践する事は本当に大変です。

一生をかけて培っていくべき課題なんでしょうね。

次に意識したのが、「打ちたい」「打たれたくない」という気持ちをなくす。

欲が出ては、本来の自分の立会いは出来ないと思いました。

この気持ちを審査の中でなくす事ができれば、迷いがなく、思い切った打突に繋がり、また打つべき機会を捉えて打突できるはずです。

今までの稽古で意識してきた事を挙げればきりがありませんが、今回、実際審査会上で立ち会った時の事ですが、不思議と緊張感が全くなく、どの場面でも冷静でお相手の剣道がよく見える自分がいました。

あとで振り返って考えてみたのですが、やはり稽古を嘘をつかないという事です。

館長をはじめ、道場の先生方と生徒たち。

出稽古でお世話になった先生方。

七段審査までの修行期間で色々な事を学ぶことが出来ました。

それが自然と自分に自信を与え、心に余裕を持たせてくれたのかと思います。

次からは１０年後を見据えての稽古が始まります。

まだまだ伸びしろはあるはずです。

そこに剣道の魅力があるんですね。

ただ暫くはこの喜びの余韻に浸らせてください。

PS

この審査で素敵な出会いがありました。

それは、６年前の六段審査で実技で合格し、日本剣道形審査に進んだ時に会場でお会いした東北地方から受審された先生です。

お互いに形審査を終え、「６年後、東京七段審査会で再開しましょう。」と連絡先など一切交わさずに別れました。

そして昨日、本当に東京会場で再会を果たすことが出来ました。

さらに驚くべきことが、その先生は仕事の都合で４年ほど前から横須賀にお住いになっていました。

再開を嬉しく思うとともにこの４年を悔いてしまいました。

剣道は人と人との繋がりも生んでくれるとまた好きになってしまいました。

PPS

七段審査会の様子を撮影してきたので、参考にみてください。

そして残念ながら管理人の立会いについては、まさかの撮影にトラブルがあり、皆さんに披露する事が叶いませんでした。

昨日、日本武道館において行われた剣道七段審査会において

新沼先生

管理人

が合格しました。

おめでとうございます。

そして、ありがとうございます！！

本日、神奈川県立武道館で行われた剣道四・五段審査会において、

高橋さん

が見事、四段に合格されました。

おめでとうございます！！

本日、宮城県仙台市青葉体育館で行われた剣道七段審査会において、

永井先生

が見事、合格されました。

おめでとうございます！！

PS

ちなみに管理人は今、世界文化遺産の白川郷から更新しています。

今年も夏休みは剣道行事で消化してきましたが、運よく一回、余ったので社会見学の一環として、当地を訪れています。

明日は、高山市街を回る予定です。

六段審査会に参加する予定の先生方を高山から応援しています！！

早くも暑中稽古は4日目を迎えました。

本日の稽古は若干ではありますが、体感温度が落ち着いた様に感じられました。

それとも管理人の身体がこの猛暑に対応してきたのでしょうか。

いずれにせよ、水分補給は欠かせない稽古後の晩酌は美味しいですね！

館長からはお知らせがありました。

一つ目は、70年前の今日、人類史上初めて、広島に原爆が投下されました。

この一発の兵器により当時の広島市の9万～16万6千人が被爆から2～4ヶ月以内に死亡したとされてます。

各テレビ局でも、毎年この日には特別に番組を組まれるなど、日本人にとっても決して忘れては一日です。

そして、二つ目は、第62回全国高等学校剣道大会（インターハイ）についてです。

この大会における男子個人の部で、神奈川県代表の齋藤拓仁選手が優勝しました。　【男女個人決勝動画】

齋藤選手は私たちと同じ、横須賀の久里浜剣士会で剣を学ぶ選手です。

身近に剣道仲間からこの様な選手が生まれたということは、道場の子供たちにとってもいい目標になってくれたかと思います。

おめでとうございます！！

PS

今年の暑中稽古も残すところ、2日になりました。

皆勤で頑張っている子、先生もいると思います。

暑い中大変だと思いますが、体調をしっかり整えて、最後まで乗り切りましょう。

今年もこの時期がやってきました。

剣道着を来て、道場にいるだけで汗が噴き出てきます。

本日8月3日から8日まで6日間の平成27年の陽武館伊藤道場暑中稽古です。

表記のとおり、まさに”猛暑”の中の稽古になりました。

稽古風景を写真撮影したかったんですが、あまりの暑さに頭がクラクラしてしまい忘れてしまいました。

暑中稽古は、暑い中での稽古を通して、暑さにも負けない強い精神力を養う事を目的としています。

しかしながら地球温暖化が徐々に進む中、暑中稽古から猛暑中稽古に移行してきて、考え方は変わってきました。

まずは当初の目的の達成。

そして、無理をし過ぎない。

そのバランスを上手くとって、今年の猛暑中稽古を乗り切っていきましょう！！

最近、仕事を理由に日記が停滞しつつあり申し訳ありません。

ネタも少なく、久々に大会記録を更新してみました。

【平成4年大会記録】

この年の主な出来事は

2月

　アルベールビル冬季五輪で日本は金1・銀2・銅4のメダルを獲得

4月

　歌手・尾崎豊が肺腫瘍のため死去

7月

　バルセロナ五輪で日本は金3・銀8・銅11のメダルを獲得

　女子200m平泳ぎで14歳の岩崎恭子選手が史上最年少の金メダル

8月

　夏の高校野球2回戦で星稜の松井秀喜選手が明徳義塾戦で5打席連続敬遠され敗退、観客から罵声が飛ぶ騒動に

全日本剣道選手権者

錬士六段　石田利也 31歳　大阪

この頃になると管理人にも主な出来事が鮮明に思い出せます。

何だか最近の事の様に感じますが、もう20数年経っているんですね。

関連死を含めて２万人を超える犠牲者を出した東日本大震災は本日、発生から４年の日を迎えました。

全都道府県で依然約２２万９千人が避難生活を送り、岩手、宮城、福島の被災３県を中心に今なお計２５８４人の行方が分からないそうです。

原発事故の影響が続いているのに加え、被災３県では災害公営住宅の建設が遅れ、計約８万人が不自由なプレハブ仮設住宅で暮らしています。

国が「集中復興期間」としている５年とした節目まで残り１年となりましたが、復興がなかなか進まないなか、被災した人の間では震災や原発事故への関心が薄れていく「風化」を懸念する声が強まっています。

私自身も正直どうなのかと聞かれたら自信を持って答えることができません。

それは以前の様に幸せで当たり前で当たり前な生活が戻っているからだと思います。

しかし、被災された方々には、その当たり前の生活がいまだに叶っていないどころか、その夢もあきらめなくてはならない被災者もいます。

あるプロ野球選手が「絶対、風化させない。４年たったけど、元の暮らしに戻れていない方がたくさんいる。これからも自分にできることを探し、自分なりに関わっていきたい」とメディアに語っていました。

私たちも小さなことでも、自分たちなりに何か探して、関わっていければ、それがあつまれば、きっと大きな力になるはずです。

本年2月に実施された昇段審査会において新たに

3段

鈴木さん

4段

吉田さん

が見事昇段されたので報告します。

おめでとうございます！！

PS

明日は神奈川剣道祭です。

出場される選手はこの一年の成果を充分披露してきましょう！

もちろん管理人も参加します。

恒例の8段先生による演武も取材してきたいと思います。

本日、横須賀市北体育館において、横須賀地区三段以下審査会が行われました。

結果、

三段　永井くん

初段　福本くん　

　　　　蛭田くん　

　　　　石坂くん　　

　　　　友森さん　

　　　　庄堂さん　

が合格しました。

おめでとうございます！！